弊社所在地・美濃市の紹介

弊社のあります、岐阜県美濃市の魅力を定期的に紹介していきます。
自然のたくさん残る岐阜県美濃市にぜひお越しください。

大矢田神社

大矢田神社は、社号を牛頭天王社と称した神社で、弘治2年(西暦1556年)戦乱で消失し、楼門のみが残され、現在の本殿は寛文12年に再建されました。
本殿は三間社流造で、向拝の中央を唐破風とし、その上に千鳥破風を配した切妻屋根です。
各部に精巧な彫刻と彩色が施されており、平成元年に国の重要文化財に指定されています。
また妻入り拝殿は大変珍しい壮麗な造りで、同じく国の重要文化財に指定されています。
神社には仏画「釈迦十六善神図」や「禅定寺梵鐘」「弘法大師座像」など貴重な史料が数多くあります。

ひんここ祭り

ひんここ祭りのメインストリートを望む

ひんここ祭りのメインストリートを望む(撮影地:大矢田神社)

ひんここ祭りについて

ひんここ祭りは岐阜県美濃市にあります「大矢田神社」にて毎年秋(通常は11月23日)に行われる国選択無形文化財に指定されている大変歴史的価値の高いお祭りです。
素朴な人形劇「ひんここ」が笛やお囃子の音とともに展開される行事がお祭りのメインイベントになります。

会場の様子

もみじの紅葉が見ごろの時期でもありますので、会場は大変な人で賑わいます。

人形劇「ひんここ」の物語について

昔々、農民が麦蒔きをしているところに大蛇(おろち)が現れ、農民に次々と襲い掛かって飲み倒されてしまいました。
そこへ須佐之男命(すさのおのみこと)が現れて大蛇を退治するという物語です。
物語を演じることで、五穀豊穣を祈願する意味合いがあります。
「ひんここ」の言葉の由来に定説はありませんが、お囃子の音が「ヒンココ、チャイココ、チャイチャイホーイ」と聞こえることからとも言われています。

会場内歩道の様子

場内の遊歩道は見渡す限り綺麗に色づいた木々でいっぱいです。
紅葉狩りとして地元の方はもちろんのこと、遠方からもたくさんの人が訪れます。


うだつの町並み

美濃“うだつ”の町並みは、屋根の端にある“うだつ”が特徴です。
デザインも1軒1軒違います。本来は防火壁でしたが、やまて豪商たちの富の象徴として競い合い芸術品としてのうだつとなりました。
うだつの残る家は全部で19棟。これだけの数を残すのは全国的にも珍しいことです。
今日ははるか昔をめぐって美濃のうだつの街をゆっくり散策してみませんか。
ここはむかし美濃和紙の問屋や宿屋、造り酒屋などがありました。今もそれをついで江戸時代にあったような多くの店があります。